Ancient Japan

考古学。近・現代史。音楽。アート。

Bee Gees、兄弟トリオです。

Bee Gees、三人兄弟ですね。

そのうち、ロビン・ギブモーリス・ギブの二人が双子だそうです

この写真の左から、モーリス、ロビン、そして右端が長男のバリー・ギブなんですね。


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「I Started A Joke」。いい曲ですね。ロビン・ギブの長髪がちょっと気持ち悪いですが。後半の「First of May」を歌うのは、バリー・ギブですね。

「Bee Gees - I Started A Joke and First Of May」







こちらもいいですね。ロビン・ギブ、すっかり髪が無くなってます

「I Started A Joke - in Las Vegas in 1997」







大ヒット曲ですね。

「How Deep Is Your Love」







サタデー・ナイト・フィーバー』ですか。声高いですね。ロビン・ギブの双子の弟のモーリス・ギブって三人の中で一番早く禿げたんですね。この人だけやる気なさそうですね。

「Stayin' Alive」 







この曲もBee Geesだったんですね。

「Melody Fair」







「Holiday (1967)」







Bee Geesでした。

土器文明、原始農耕はアジアから。

この写真は、北海道函館市垣ノ島遺跡から発見された、足形付きの土版です。


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この土版は、どう言う事かと言うと、近代医療が無かった時代は子供は産まれても、子供のうちに亡くなる事が大変多かったんですね。

そこで、亡くなった子供の両親や家族が、その子供の片身として足方を取って、その土版を大切にしたと言う事だそうです。

これが何と、6500年も前の物だそうで、縄文文化って本当に古い時代から進んでいたんだなと感心するのですが、更には、その同じ遺跡から、9000年前の漆を塗った赤い糸で編んだ装飾品も出土しているそうで、もしかすると、日本の縄文文化は世界最古級なんですね。

そしてこの写真ですが、2万年も前の土器片が中国・江西省で発見されていたんですね。


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その江西省の隣の湖南省にある玉蟾岩(ぎょくせんがん)遺跡では、1万2千年前の地層から、土器や石器に混じった状態で、栽培用の稲籾が見つかっているそうです。

これらに対して中東では、今から1万1千年以上前に穀物(ライ麦)を栽培した跡が見られる(テル・アブ・フレイラ遺跡)と言う事ですが、土器は7千年前の物より古い物はまだ見つかっていません。

つまり、煮炊きをするのに最低限必要な土器の文化の浸透がこれ程遅いのに、それより4千年も前に農耕が始まっていたと、調査した学者達は言っている訳です。

麦は石臼で挽いて、出来た粉を練ってパンを焼けば言い訳だから、土器は要らないかも知れません。しかし、パンを食べる習慣だけがあって、飲み物を注ぐカップが無いと言うのも何かおかしな話になってしまいますね。

農耕に続いて牧畜も始まる筈ですが、土器以外の何を使って、乳を集めたと言うのかと首を捻りたくなります。

テル・アブ・フレイラ遺跡を発掘したのは、アンドリュー・ムーアと言う人類学者で、紀元前8000年紀には周囲を壁で囲った集落が出現したとされる現在のヨルダンのエリコを調査したのは、キャスリーン・ケニヨンと言う女性考古学者なのですが、この二人は、ともにイギリス人なんですね。

そして、これらの発掘作業はもう今から40年以上も前に行われていて、実際に彼らの推定した年代が妥当なものかどうかは非常に怪しいと考えざるを得ません。

前回も書きましたが、私は、農耕は東アジアで始まったと確信しています。

そして、世界の文明が、それぞれ独自に発展したと言う考え方は、大変な間違いを犯す危険性があると、私は考えています。

土器は二万年以上前にアジアで使い始められ、それから一万数千年の時間を経て、ようやく中東に現れます。

新石器の文化、土器の文化を携えて西に向かった人達が必ずいた筈なのです。

インドから、メソポタミアに伝わった文化は、更にはエジプトにも伝わりました。

それまでに人類が落ち着いた大河の低地帯は全て、氷河期に自然に出来た高地の氷のダムが決壊し、一度洪水が起これば全てが流されてしまう様な土地ばかりでしたが、エジプトの場合は、水源が赤道方面にありますから、洪水の起こる時期と規模の予測が立ちました。

人類の文明はエジプトに辿り着く事でやっと、それまで文明の発達にとって最大の阻害要因となっていた洪水を飼い慣らす事に成功し、順調に知識を積み重ねる事が出来る様になり、それが、オリエントの金属文明や文字文明の発展に繋がっていったのではないかと考えます。

この時代以降は、それまでとは逆に、オリエントから東洋に文明が流れる方向になってしまいますね。

しかし、全てが最初から西洋(オリエント)優位だった訳では有りません。

アジア人がオリエントに土器文明を伝える以前は、東洋が先進地域であった時代が一万年も二万年も続いていたんですね。

YANNI

ヤニー、聞き慣れない名前ですね。


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Yanniはギリシャ人なんですね。1954年生まれで、シンセサイザーがお得意です。



彼は運動神経も抜群で、水泳の自由形で、50mのギリシャ記録を打ち立てた事もある程だったんですね。

アメリカ留学後、一度はカタギの仕事に就いたようですが、何とこれを一日で辞めてしまうと言う暴挙に出てしまいます。彼は、やはり音楽の世界で生きていたかったんですね。

彼はインドや中国など、他のアーティストが行きそうにないところでも、精力的にコンサートを開いているんですね。オリエントの匂いがプンプンする音楽家ですね。



「ONE MAN'S DREAM」


 






このラスベガスのコンサートは、相当凄いメンバーだったんでしょうね。

「Yanni Live in Las Vegas」(Part-1)


 






こちらもどうぞ。

「Yanni Live in Las Vegas」(Part-2)


 






何語なんでしょうか?お姉さん綺麗ですね。

「Rites Of Passage」


 






YANNIでした。

The Cranberries、ゾンビ!

クランベリーズは、アイルランドのバンドですね。



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ロック界で、ファルセット使う女性ボーカリストと言えば、やはりこのクランベリーズドロレス・オリオーダンで決まりなんじゃないでしょうか。



まずはこれ。これしかないって感じですかね。「Zombie」

北アイルランド紛争で沢山の人が亡くなっているのにも拘らず、無関心でいられる人達の事を、「ゾンビ」と表現した反戦歌と言う事だそうです。



「Zombie」(1994)


 





この曲、日本ではテレビの番組の挿入歌でしたね。地方局かな?映画「You've Got Mail」の挿入歌だそうです。見た事はありませんが。

「Dreams」(1992)


 





「When You're Gone」(1996)


 





Cranberriesでした。

Bob Marley、レゲエ一家。

 

ボブ・マーリー、伝説のレゲエミュージシャンですね。



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彼は、ジャマイカに1945年、イギリス海軍大尉であり、実業家でもあった白人の父と、黒人の母親との間の子として生まれました

黒人のイメージが強いかも知れませんが、ハーフなんですね。



彼は1981年5月、36歳の若さで早世してしまいます。

しかし、彼の死後に生まれた人達も含めて、世界中の人が彼の事をハッキリと記憶しているんですね。

彼はやっぱり、”伝説の男”なんですね。



彼は、早くに亡くなってしまいましたが、彼の息子達は皆、彼の才能を受け継ぎ、同じ音楽の世界で現在活躍中です。



ボブ・マーリーの息子達の曲の中で、私が一番好きな曲が、Stephen Marleyのこの曲です。

「Stephen Marley - Made In Africa ft. Wale, The Cast of Fela」


 






ボブ・マーリー、魂込めて歌ってますね。

「Bob marley "no woman no cry" 1979」


 






StephenとDamian Marleyは、母親が違っている筈ですが、仲はいいんでしょうね。

Stephen & Damian Marley "The Mission"


 






Damian Marley - 「Affairs Of The Heart」


 






Julian Marleyもまた、お母さんが違うみたいですね。大変ですね、Marley一家は。

Julian Marley - 「Boom Draw」


 






Ziggy Marley、この人が長男みたいですね。一体何人兄弟がいるんでしょうね。長男らしく、一番ボブ・マーリーに似ている気がします。

Ziggy Marley - 「True To Myself」


 






Bob Marley一家でした。

海中に沈んだ氷河期の文明。

今回の冬は寒かったですね。氷河期みたいですね。

でも、本当は「みたい」じゃない可能性の方が強いのかも知れません。

大雑把に言えば、地球は三・四千年の周期で、温暖期と寒冷期を交互に繰り返していているんですね。

「北極の氷が溶けてしまって海水面が上昇し、都市が水没する」最近はこんな事、滅多に聞かなくなりましたね。

北極の氷の面積は2013年、減少から一転して急拡大してしまったんですね。

もしかしたら、もう既に地球は寒冷期が始まっているのかも知れませんが、何らかの原因で、そのままとことん寒くなって、両極や高地の氷が溶けなくなって溜まり続け、海水面が下がると、この画像のようになってしまうんですね。



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北海道は樺太と繋がり、ロシアと陸続きになってしまいます。

マラッカ海峡は埋まってしまって、インドシナ半島スマトラ、ボルネオ等のインドネシアの島々は一体化してしまうんですね。

この氷河期限定の東南アジアの大陸を「スンダ大陸」と言います。

世界最古の土器は、中国・江西省で発見された約2万年前のものだそうですが、現在の中国の沿岸部の大陸棚や、スンダ大陸の、現在は海水に覆われ海になっている地域に、もっと古い遺物が沈んだままになっている可能性は充分にあります。

東アジアの古代文明が断続的にしか発展しなかった理由としては、やはり洪水によって、文明そのものが海に沈み、その継続がならなかった可能性が高いようですね。

インダス、ガンジス、メコン、長江、黄河等、東アジアの大河は全てチベットにその源流があります。

それに対して、エジプトの場合は、その水源が赤道方面にありますから、ナイルによって毎年起こされる洪水は予想される範囲に収まる事が多く、一度に全てが破壊される様な極端な規模の洪水と言うのは、逆に少なかったのかも知れません。

日本からも青森県大平山元I遺跡から、約1万6500年前の土器が発見されているそうですが、新石器文明、土器文明はやはり、東アジアから中東方面へ進んで行ったと考える方が自然だと思われます。

農耕はアジアから始まったと言う事ですね。


このリンクは面白いかも知れません、

「古代文明の謎」



アマテラス式考古学概要編、最初の記事はこちら。

アマテラス式考古学概要編、記事一覧はこちら。

R.E.M.から始める厳選洋楽。

 

考古学の記事ばかりでは、退屈して来ますね。

と言う事で、ここは一発、R.E.M.にご登場願いました。



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とりあえず、この曲から。

「Losing My Religion」(1991)  


 
 
 





R.E.M.は、アメリカのバンドですね。

1980年に、活動開始。2011年9月に解散。

その活動期間は実に31年間に及びます。



実際、その名前くらいは知っていましたが、こんなにユニークなバンドだったんだなと気付かされたのは、つい最近の事です。

「Shiny Happy People」(1991)  

 

 

 






この曲も楽しいですね。ボーカルのマイケル・スタイプ、 踊りが変です。

「Imitation Of Life」(2001)  


 






観る人楽しませようと考えてビデオ作ったのが、良く分かりますね

「Bad Day」(2003)  


 






カナダでのライブ、盛り上がってます。

Losing My Religion - live in Toronto  













R.E.M.でした。